お金がないから、無賃乗車?呆れたクラスメイトの話

欧州に留学していた時の経験です。同じクラスにモデルのようなロシア女性がおり、特に親しかったわけではありませんが、ある日たまたま帰り道の路面電車駅で一緒になりました。

「あ、小銭ないわ。ねえ、貸してくれる?」そう軽く言われた時にはびっくり。私だったらこんな風にお金の貸し借りを頼むなんてできません。何も言わずに、歩いて帰ります。

むっと来て「私は定期だから、財布をもっていないの」と言うと、「あ、そう。じゃ無賃乗車しちゃおう」と飄々としていたのにまたびっくりしました。
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そこに来た電車に乗ったのですが、私が降りた駅で入れ違いに、無賃乗車をとりしまる車掌の一団が乗りこんだのです。彼女は慌てふためいていましたが、私は足早に立ち去りました。

翌日彼女は、クラスじゅうに「昨日はひどい目に遭って、罰金をとられて」と話をしていましたが、私含めほとんどの生徒が冷めた目で見ていることに、気づいていなかったのでしょうか。お金を軽く見る人はお金で痛い目に遭う…という教訓の、好例であったと思います。

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